DIRE STRAITS 1978年発売の 悲しきサルタン です。名手マーク・ノップラー率いる彼らの記念すべきファースト・アルバム。全米でヒットした名曲「悲しきサルタン」収録。全米2位、全英5位を記録し、全世界で1500万枚のセールスを誇る名盤。1978年発表。1978年はある意味で時代の境目にあった。パンクとAORがまだ全盛の時代、YMOやポリスが相次いでデビューし、ポストパンクとテクノポップの萌芽があちらこちらに見受けられる頃である。イギリス出身のダイアー・ストレイツはパンクでもテクノでもニューウェイヴでもなく、アメリカンロックのテイストを持ったルーツロックをプレイする地味な4人組としてデビューした。彼らは時代の要請や流行とはまったく無縁の音楽で世界を魅了した稀有なグループであると言えるだろう。彼らのアルバムはどれも高水準だが、何と言ってもデビュー作の『悲しきサルタン』は衝撃的な傑作であった。78年にリリースされたのが本作『悲しきサルタン』だ。ノップラーのトレードマークとも言えるフェンダー・ストラトキャスターのギタープレイが素晴らしい。ほぼアメリカ的なサウンドであるだけに、これがイギリスのグループだとは当時は思いもしなかった。 おそらく誰もがそう考えるであろうが、やっぱりアルバムの白眉は「Sultans Of Swing」である。ヴォーカル、ソングライティング、ギタープレイのどれをとっても文句なしの仕上がりで、一時期は日本でも毎日のようにこの曲が至るところでかかっていた。このジプシー的なマイナーサウンドは、ダイアー・ストレイツというグループを印象付けるのに大きな役割を果たしたと言えるだろう。この曲がリリースされてなければ、彼らはこれほどビッグな存在になれていないだろう。それぐらい重要なナンバーである。ここでのノップラーのギターソロは繊細かつ情念にあふれており、ロック史上に残る名演となっている。 水辺へウォーター・オブ・ラヴセッティング・ミー・アップシックス・プレイド・ナイフサウスパウンド・アゲイン悲しきサルタンイン・ザ・ギャラリーワイルド・ウェスト・エンドライオンジャケット綺麗です。歌詞カードにシミがあります。レコードB面1曲目に写真の浅いキズがあります中古品としてのご理解をお願いいたしますよろしくお願いいたします